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臨床検査科は検体検査部門、生体検査部門に分かれ臨床検査技師11名で業務にあたっています。検体検査部門では、採取された血液や尿など様々な機器で分析し、肝機能・腎機能・脂質・ホルモンなど多岐にわたり測定しています。また、機器を使わず顕微鏡を用い熟練した技師の目により細菌・細胞レベルで検索し迅速、正確な情報を提供しています。喀痰、尿、便などから感染症の原因菌や有効抗生剤を調べたりもします。
生体検査部門では直接患者さんと接して検査を行い、心電図・肺機能・超音波検査・運動負荷試験など直接生体情報を収集し情報提供を行っています。
それぞれに専門検査士(認定技師)を配置し、より高度な検査情報を提供しています。また検査室内業務に留まらず、採血処置室・手術室・救急救命室・心血管造影室・心臓リハビリテーションセンターなど支援可能な分野にも積極的に参画しています。
近年は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、COVID19抗原検査・PCR検査も当検査室で行っています。 |
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検体検査部門 |
生化学検査・血液検査・尿一般検査・細菌検査・輸血関連検査・病理細胞診検査があります。電子カルテシステムと完全連動オーダリングシステム(IDS
system LABOWAVEを基幹としたペーパーレスでシームレスな運用形態を構築しています。検査結果は、検体到着から15~30分(特殊検査は約1時間)程度で報告提出可能に、「迅速高精度」を心がけ患者さんの待ち時間軽減目指しています。
○主な使用機器
生化学自動分析機2基・自動免疫測定装置・自動血球計数分類装置・血液ガス分析機・自動血液凝固検査装置・自動尿定性装置・バクテック細菌検査システム・血液培養システム・PCR(Smart
Gene)など
また、検査結果の精度保持の為、内部精度管理・外部精度管理(日臨技・日本医師会・各試薬メーカー主催)に積極的に参加し評価を受けながら、機器及び試薬等の品質管理、技師個々のスキルアップに努めています。 |
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生化学自動分析機 |
自動血球計数分類装置 |
COVID-19 PCR検査 |
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自動免疫測定装置 |
血液ガス分析機 |
安全キャビネット |
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生体検査部門 |
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電子カルテと連動した画像マネージメントシステムと、心血管造営動画、心臓超音波検査動画、CT画像を管理する動画管理システムで運用しています。院内どこからでも、心臓超音波検査動画~心電図波形まで各機器の動画・静止画にアクセスでき診療の効率化につながっています。
○検査項目
心電図・ホルター心電図(血圧)・脈波ABI・AI・FMD・In Body・肺機能・眼底カメラ・SpO2モニター・運動負荷試験(トレッドミル、CPX)・スリープモニター及びCPAP関連など
超音波検査は、心臓・頸部・脈管系(動脈・静脈・腎・バスキュラーアクセス)・上腹部・下腹部・甲状腺・乳腺などを行っています。
直接患者さんと接する部門なので、患者さんの発言に傾聴し会話による不安軽減、また臨床医とのやりとりを大切にして検査を進めていきます。 |
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12誘導心電計 |
スパイロメーター |
脈波ABI |
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心肺運動負荷試験(CPX) |
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心臓カテーテル検査(ポリグラフモニタリング) |
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臨床検査科 |
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臨床検査では、他部門支援にも取り組んでいます。
・心臓カテーテル検査ポリグラフモニタリング
・血管内エコー(IVUS)操作計測
・エコーガイド下透析シャント拡張術
・体腔液穿刺エコー介助
・心臓リハビリ業務 など |
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