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血液浄化センター
【人工透析とは】
腎臓の働きが低下したために血液中に溜ってしまった尿毒素や水分を取り除く治療です。


「血液透析」と「腹膜透析」という2種類の方法があります。
「血液透析」とは
 腕の血管に針を刺して血液をとり、ダイアライザーと呼ばれる濾過装置に通すことで血液内の尿毒素や余分な水分を取り除き綺麗になった血液を再び体に戻すという治療方法です。通常、病院で週3回、1回4〜5時間程度の治療を行います。

「腹膜透析」とは
 お腹の中に透析液という液を溜め、お腹の中にある腹膜という膜を介して老廃物や水を取り除く治療方法です。基本的には患者さん自身やご家族がご自宅で毎日行う治療で、病院への通院は月に1~2回です。

 当院の血液浄化センターには血液透析用のベッドが50床あり、約120名の患者さんが血液透析を受けておられます。
 午前・午後の透析に加えて、お仕事をされている患者さんもサポートするため夕方5時頃より透析を開始する夜間透析も行っています。
 透析治療以外の面でも、栄養士による栄養指導や看護師によるフットケアなど、様々な部署と連携をとりながら透析患者さんをとりまく合併症や日常生活の問題に取り組んでいます。
 また、当院では血漿交換、二重膜濾過血液吸着、白血球除去療法など、腎不全以外の様々な病気の治療に利用される血液浄化療法にも対応できる体制をとっています。
 様々な疾患・治療法に対応すべく、日々新しい知識の習得、技術の向上に努めています。
 
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