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御 挨 拶    

はじめに 当院の概要を紹介致します。
長崎県北部のほぼ中央に位置し、平戸、生月地区も含めて唯一の救急二次病院です。
 呼吸器・循環器・消化器・腎臓内科 各グループ
2名ずつの人員ですが皆優秀なスタッフが揃っており、さらに大規模病院と異なり最先端の医療機器が24時間即座に使用可能な態勢とあいまって、機動性に富んだ診療を可能としています。佐世保市までの約1/2の時間で到着できることから、年間約600台以上の救急車を受け入れています。急性冠症候群をはじめとする救急疾患の救命例も増加し、県北の中核病院としての役割は年々益々大きくなっています。
その重責を果たすべく職員一同一丸となって努力していますが、医師・看護師数は不足しており、対策として、医師・看護師・薬剤師 修学金制度の制定とともに、医師官舎・職員官舎の新築を行い働きやすい職場環境を整えています。
主な設備は、専用の救急車搬入路を持つ救急救命室、ICUHCURCU、急性期病棟、感染症個室2床、MRI64MDCTSIEMENS社製循環器専用心血管造影装置、血液浄化センター、心臓リハビリセンター、回復期リハビリセンター、ヘリポート、電子カルテシステムなどです。

次に、地理的要因・周辺の医療環境・人口構成を考慮した、当院の目指す医療を紹介します。

1)救急医療の充実
136524時間の救急対応、ハード面の整備はもとより、ソフト面の充実にも注力しています。2005年より全職員対象の心肺蘇生教育を開始し、病院としての救急対応力を高めています。院内の急変対応だけでなく当院看護師による市中での救命例の新聞報道など、確実に成果をあげています。
また、心事故の90%は院外で発生することから、御家族をはじめ一般市民学校・施設での救命講習にも注力し、地域の救急対応能力の向上を目指しています
さらに2006年には、地域災害拠点病院として県の要請により緊急災害派遣医療チーム(DMAT)を結成しました。毎年病院あげての災害対応訓練を実施して地域の大規模災害に備えるとともに、東日本大震災、熊本大震災の際にも当院DMATを派遣しました。

2)地域の健康寿命の延長
超高齢化時代を迎え、現在、女性の4人に1人が95才以上、男性の4人に1人が90才以上ですが、長寿日本一の長野県の医療費が全国最低である事からもわかるように、元気に齢を重ねる必要があります。
地域の医療資源にも限界があるため、極力自立して生活でき 入院・入所をしないですむように努めています。そのために2012年に心臓リハビリセンターを開設しました。多職種によるチーム医療を展開し、開設後約30%の心不全再入院の減少をみて成果をあげています。その他、外来での糖尿病教室をはじめとする各種勉強会・指導、作業療法士による家庭環境調査、訪問看護の充実などを行っています。
今後は地域の医療施設、福祉施設との連携をより密にして、さらに地域の健康寿命の延長を試みたいと思います。

医療界を取り巻く環境は厳しくなる一方ですが、信頼される活気のある医療機関を目指して、地域医療に邁進する所存です。

地方独立行政法人 北松中央病院
病院長  福井 純
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